カジュアルレストラン陽

３連休の真ん中とあって、観光地とは無縁のこの辺りはのんびりのどかな土曜日です。今日は初登場のヴォーカリスト東かおるさんとおなじみのピアニスト寺崎純さんでした。ヘレン・メリルが大好きという東さんは独特の歌唱法でスタンダードナンバーをセクシー＆デリケートに聴かせてくれました。そして今日の１番は、バラード中心のラインナップの中で異色を放っていた「Is you is or is you ain't my baby」 です。これは彼女がマンハッタンに住んでた時に、地元のおばちゃん達がハーレムにあるライブハウスでよく歌っていた曲だそうです。こんな感じもいいですね。

さて次週はヴォーカルの森川奈菜美さんとピアノのフィリップ・ストレンジさんです。今年リリースされた彼女のファーストアルバム「OPEN SPACES」での息の合った演奏を再現してくれることでしょう

断続的な豪雨の中、今夜もボサノヴァ好きな、そして素敵な典江さんのファンがたくさん来てくれました。ギターをつま弾きながら歌う美しいジョビンの名曲の数々・・・この曲をA.ジルベルトが英語で歌ってからボサノヴァが世界中でヒットしたという「イパネマの娘」を今日は英語とポルトガル語で歌ってくれました。口ずさむなら英語やけど、聴くのはやっぱりポルトガル語かなぁ。何言ってるかさっぱりやけどね。今日の一番は珍しい選曲ということで、アンコールで演奏されたミルトン・ナシメントの「Cravo e Canela 」 普通はソロでやらないそうですが、また違った趣で楽しませてもらいました。

さて次週は初登場のヴォーカリスト、東かおるさんとおなじみのピアニスト、寺崎純さんです。ファン待望の競演、まだ聴いてない方にはぜひともお奨めのステキなデュオです。

いったん暑さが和らいだかと思ったら、そうはいきません。ふーっ、ぶり返した暑さはこたえます。その気分を爽やかにしてくれるサウンド・・・今日はピアノ串田陽子さん、フルート池田清美さん、ベース張木浩司さんの初共演トリオでした。フロントが変わると曲のイメージもずいぶん変わります。ベースのソロで始まる「Body&Soul」やフルートの「Night In Tunisia」はクールに、アンコールの「オリヴィアを聴きながら」はおしゃれに・・・でもきょうの１番はローランド・カークの「Serenade To Cuckoo」 ファンキーでなにか気になる曲でした。

さて次週はおなじみヴォーカル＆ギターの高尾典江さんです。夏の終わりに聴くボサノヴァはちょっと切なくて…ジョビンの美しい曲をお楽しみください。

のろのろした台風のおかげで昨夜と今日のお昼の営業を休みました。紀伊半島では３．１１を連想するひどい被害で、日本はほんとに災害の多い国だということを改めて思い知らされました。京都もそれなりに雨風はひどかったけれど、夕方にはかなりおさまってライブは通常通りできました。こんな日にお客さんは来てくれるのかと不安でしたが、さすがに小柳淳子さん！雨風の中、みなさんよく来てくれました。平川勝朗さんのピアノに乗せてノリのいいスィングやロマンテイックなバラードと楽しいM.Cで飽きさせることがありません。中でも今日の１番は、雨の中を走る車の音をバックに歌ってくれた「Gentle Rain」 ですね。嵐もツールにしてしまうなんてね・・・

さて次週はおなじみピアノの串田陽子さんと初共演のフルート池田清美さん、ベース張木浩司さんのトリオです。いつもとまた違った面をみせてくれるのでは？たのしみですね。

P.C.の調子が悪くて新しいのに替えたら、接続にトラブッたり使い勝手が違ったりとなかなかスムースにいきません。新しいもの好きだったのは過去の話で、今はどんどん遅れをとって、あーあ、歳を感じるわぁ。今月は強い？女性ヴォーカルが３週続きました。１週目は独自の世界を突き進むヨシノミナコさん＆ピアノの平川勝朗さん、２週目は Gee-Baby の２人阪井楊子さん、宮藤晃妃さんにピアノの大野綾子さん、ベースの平川雅子さん、派手＆迫力のステージ、おまけに阪井さんのバースデイと盛りだくさんでした。３週目はブルージーな市川芳江さんと２週続きの大野綾子さん、売れっ子同士なのに初共演という記念すべき日でした。そして今日はギターの寺井豊さん、ピアノの寺崎純さん、ベースの衛藤修治さんのシックな男性トリオが味わいと深みのある演奏を聴かせてくれました。ほんと今年の夏の暑さにバテ気味の心と体が癒されます。さ、明日も頑張ろうっと！

さて次週は演奏もトークも一級品、ヴォーカルの小柳淳子さんといじられキャラが定着してきた？ピアノの平川勝朗さんです。どんな展開になりますかどうぞお楽しみに！